乾漆とは石膏などで型を作り、そこに麻布などを貼って素地を成形する技法です。そのため素地が木の漆器よりもある程度自由な形を作ることができます。
うさぎの形の飾り香合です。木地では作れない一品です。
しかし動物は難しいです(苦笑)
細かく凹凸があるものを溜塗りで仕上げることで、暖か味がでるように作りました。
長さ 約7.5cm
幅 約4.5cm
高さ 約4.5cm
長さ 約7.5cm
幅 約4cm
高さ 約4cm
縁を花弁の形にした器を輪花と呼びます。正倉院宝物の鏡などに良く見られる形です。花に食べ物盛ることができればすてきだと思い作りました。
口径 約26cm
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高校時代の恩師から依頼された品です。先生が粘土で制作した作品の石膏型から乾漆を制作しました。
昔は仏像にも使われていた技法なのでこの様に複雑な品も制作できます。
先生も仕上がりを見て満足した様子でした。この様な仕事に携われてとても嬉しかったです。