漆器の修理について

漆器の修理blog

大事にしている漆器も長く使っている間に傷や、欠け、表面の色が落ちてしまうことがあります。

当工房は輪島塗の製造と共に修理の仕事も承っております。漆器は本来補修しながら長く付き合っていくものです。大切な品をいつまでも愛用するためにぜひご相談ください。

 

 

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輪島塗の修理blog

漆器の修理に関する記事だけでなく、日常の事も書いていきます。

2024年

7月

01日

ようやく公費解体が始まる

一階が車庫の建物の解体
一階が車庫の建物の解体

本日より機械による本格的な公費解体が始まりました。

子供の頃から暮らした建物が無くなり複雑な気持ちも感じますが、地震から半年ようやく大きく前進したことは本当に嬉しいです。

 

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2024年

6月

28日

工場の完全倒壊

三度目の大きな倒壊
三度目の大きな倒壊

今日午前中にまた工場が倒壊しました。今回も怪我人は無く、母屋にも被害はありませんでした。

倒壊前は断続的にパキパキと建物から音を鳴り出し、最後には先日同様大きな音を立て倒壊しました。やはり非常に怖かったです。

これにより工場は完全に潰れたので、これ以上の倒壊は無いと思われます。取り敢えず一安心です。

 

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2024年

6月

26日

工場の二次倒壊

工場の倒壊
工場の倒壊

昨日何とかもっていた工場が倒壊しました。

原因は工場の裏にあった別の倉が倒れてきたからのようです。

倒壊の時はとても大きな音でとても生きた心地がしませんでした。

幸い家族は皆無事で、母屋にも大きな被害はありませんでした。

先日に補強をしていたから母屋に接触しなかったかもしれません。作業していただいた業者さん本当にありがとうございます。

しかし倒壊の危険性を市役所に訴えてもなかなか公費解体が始まらないのはいかがなものでしょうか。今回の倒壊で家族が倒壊に巻き込まれてもおかしくはありせんでした。人命に関わる公費解体の順番はもっと迅速に対応してほしいです。

 

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2024年

6月

07日

二次倒壊を防ぐ

工場の倒壊を防ぐ補強
工場の倒壊を防ぐ補強

お久しぶりです。

今日は公費解体の前に工場が倒壊しないように補強してもらいました。

実は6月3日の震度5強の地震の後、工場の傾きが酷くなり、一時的ですが「パキパキ」と音も鳴り始めました。その為何度も市役所に二次倒壊の恐れを訴えてようやく補強してもらいました。

ここ数日本当に怖かったのです。作業してくださった業者さん本当にありがとうございます。これで一安心です。

 

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2024年

2月

23日

通水しました。

通水
水が出た

ついに昨日我が家が通水しました。

3日前には水がきていたのですが、漏水箇所があったため使えませんでした。

そして昨日設備屋さんが来て、漏水箇所を塞いでくださり、無事水が出るようになりました。

やはり水が使えるのは本当にありがたいです。

水道局の方、設備屋さん、ご尽力いただいた方本当にありがとうございます。

 

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2024年

2月

01日

能登半島地震から一ヶ月

能登半島地震
全壊した一階が車庫の建物

2024年1月1日の能登半島地震により当工房は被災しました。

幸い母屋と家族は皆怪我もなく無事でした。

しかし車庫のある建物が全壊、工房も傾いてしまいました。

 

 

能登半島地震
工房の外観

現状新たな漆器修理の仕事も受けることはでませんし、仕事の再開がいつになるか全く分かりません。ただ少しづつ片付けをしながら、日々を過ごしています。

また仕事再開の進展がありましたら、ブログにてお知らせします。

今後ともよろしくお願いします。

 

能登半島地震
工房の中
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2024年

1月

01日

2024年 新年の挨拶

乾漆の龍の置物
乾漆の龍の置物

明けましておめでとうございます。

今年は龍のように飛翔できるよう、当工房も漆器の修理、製造を頑張って参ります。

本年もよろしくお願いします。

 

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2023年

12月

25日

糸目椀の修理 中塗り一回目

糸目椀の漆器修理
糸目椀 中塗り一回目

糸目椀の破損箇所に朱漆で中塗りを行いました。

錆漆を朱漆で固め、ほんの少し周辺より低くなっている破損箇所を平らにする為です。

 

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2023年

12月

17日

糸目椀の修理 目摺

糸目椀の漆器修理
糸目椀 目摺

糸目椀の破損箇所に錆漆を付けました。

これで下地の作業は終了です。

ちなみにこの写真は錆漆が乾いた後、全体を水研ぎしたものです。

 

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2023年

12月

10日

糸目椀の修理 刻苧付け

糸目椀の漆器修理
糸目椀 刻苧付け

糸目椀の修理です。

大きく割れていた破損箇所以外にも何か所か割れていた所がありました。

これら全て刻苧漆で埋めます。

 

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前田最嗣(アツシ)
前田最嗣(アツシ)

輪島塗だけでなく他の産地の漆器も修理できます。

普段は主に下地の仕事をしている四代目です。

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