大事にしている漆器も長く使っている間に傷や、欠け、表面の色が落ちてしまうことがあります。
当工房は輪島塗の製造と共に修理の仕事も承っております。漆器は本来補修しながら長く付き合っていくものです。大切な品をいつまでも愛用するためにぜひご相談ください。
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漆器の修理に関する記事だけでなく、日常の事も書いていきます。
2025年
6月
01日
日
蛇の石膏型にのり漆で脱脂綿を貼っていきます。
脱脂綿を貼る時には、隙間ができないようしっかり貼らなくてはいけません。隙間ができるとそこから脱脂綿が剥離してしまいます。そのためとても慎重に貼っていきます。
2025年
4月
21日
月
蛇の石膏型に離型剤を塗った後、錆漆を付けます。
蛇の乾漆もようやく漆の作業に入りました。これからも一つ一つ作業を進めて参ります。
2025年
4月
13日
日
蛇のシリコンの雄型から石膏型を取りました。
久しぶりの石膏取りで多少失敗したものもありましたが、石膏型を作ることができました。
次は表面に離型剤を塗った後ようやく漆の作業に入っていきます。
2025年
4月
08日
火
シリコンの雌型からシリコンの雄型を取りました。
蛇の形が綺麗に取れて良かったです。
この型から石膏型をいくつも取っていきます。
2025年
3月
31日
月
蛇の粘土型からシリコン樹脂で雌型を取りました。
ある程度綺麗にシリコンの型が取れたので安心しました。
次はこの型からシリコンの雄型を取ります。
2025年
3月
10日
月
大変遅くなりましたが、毎年制作している干支の乾漆置物、蛇の粘土型が完成しました。
地震の影響により昨年中に完成することができない旨を、ご依頼者様にお伝えしたところ、遅くなっても良いので制作してほしいとありがたいお言葉をいただきました。
そのため復興作業の中制作を続けて、ようやく粘土型が完成しました。
完成まではまだまだ先ですがご依頼者が満足していただけるよう、頑張ります。
2025年
1月
01日
水
あけましておめでとうございます。
昨年は能登半島地震、能登豪雨の為とても大変な一年であり、そして同時に輪島塗を通じて繋がった人のご縁のありがたさを感じた一年でした。
当工房へのご支援ご愛顧いただき、本当にありがとうございました。
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
工場の再建もまだまだ時間がかかると思いますが、できる事一つ一つ頑張ってまいります。