修理料金例

 修理料金は依頼品の大きさ、傷の深さによって変わります。

 下の料金はあくまでも目安と考えて下さい。

 

                    塗り直し       全体修理

         椀            5.000円~        10.000円~

        お盆            5.000円~                10.000円~

        銚子            20.000円~        35.000円~

     重箱(一段のみ)                20.000円~        35.000円~ 

 

 

 部分修理

 依頼品の状態にもよりますが、部分的に修理することも可能です。

 破損箇所が少なく加飾部分を残したい場合は、部分修理の方が安くすることができます。

 ただ多少修理の跡が残る修理方法になります。

 

※蒔絵、沈金など加飾を新たに付ける場合は修理料金とは別に蒔絵、沈金代が必要です。 

 

 

修理の流れを知りたい方は

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修理事例

当工房でおこなった修理の仕事を載せていきます。依頼の参考にして下さい。

寿司桶の修理

寿司桶 修理前
寿司桶 修理前

寿司桶の修理です。

依頼品はほとんどの木地の継ぎ目に切れが見られます。

この切れは深いもので、きれいに埋めなければなりません。

 

寿司桶 破損箇所
寿司桶 破損箇所
寿司桶 修理完了
寿司桶 修理完了

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盃台の修理

盃台 修理前
盃台 修理前

紋が付いた盃台の修理です。

依頼品は側面の板が取れ、さらに下地だけでなくその下に貼られていた布も剥離しています。

その為下地を付け直し、最後に蒔絵で紋を付け直します。

盃台 破損状況
盃台 破損状況
盃台 修理完了
盃台 修理完了

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座卓の修理

座卓 修理前
座卓 修理前

座卓の修理です。

依頼品の天板には紅葉が描かれています。綺麗なので残したかったのですが、綺麗に塗り直してほしいとの事なのでまず天板を磨き落とします。

ちなみに表面には大小の傷が多く見られましたが、傷の写真を撮るの忘れました。申し訳ありません。

座卓 修理完了
座卓 修理完了

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折敷の修理

折敷 修理前
折敷 修理前

お盆の一種である折敷の修理です。

依頼品は全部で四枚あります。

折敷 破損箇所
折敷 破損箇所
折敷 修理完了
折敷 修理完了

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茶筒の修理

茶筒 修理前
茶筒 修理前

茶筒の修理です。

破損箇所は蓋と親に一か所ずつあります。

蓋には模様が彫ってありましたが、残さなくて良いとの事でした。

その代わり外側全体を綺麗に塗り直します。

茶筒の蓋 破損箇所
茶筒の蓋 破損箇所
茶筒の蓋 修理完了
茶筒の蓋 修理完了

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仏具の修理

仏具 修理前
仏具 修理前

仏具の修理依頼がありました。

依頼品は仏飯器台、りん台、線香立てです。

全ての仏具には蒔絵がありましたが、下地の状態が良くないので上塗りの後に付け直します。

仏具 修理完了
仏具 修理完了

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お膳の修理

お膳 修理前
お膳 修理前

お膳の修理です。

依頼品は隅などに深い亀裂が見られます。この様な亀裂は木地の接合部から起きています。

今回は新品と変わらない様に全体を塗り直します。

 

お膳 破損箇所
お膳 破損箇所
お膳 修理完了
お膳 修理完了

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刀の鞘の修理

脇差の鞘 修理前
脇差の鞘 修理前

脇差の鞘の修理を依頼されました。所々塗りも取れ、木地が見えている状態です。

この鞘には小柄(こづか)という小刀の入れる箇所や返角(かえりつの)という突起もついているのですが、これらを無くし輪島のやり方で黒く塗って欲しいとのことでした。

そのため本来の鞘の造りとは違う

のかもしれませんが、綺麗な塗りの鞘になるよう仕事を進めて行きます。

脇差の鞘 修理完了
脇差の鞘 修理完了

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重箱の修理

重箱 修理前
重箱 修理前

重箱の修理依頼がありました。沈金で絵が付いており、そこを助けるため部分修理で行います。

重箱は椀に次いで修理依頼が多い品です。修理をお考えの方はぜひご覧下さい。

重箱 破損箇所
重箱 破損箇所
重箱 修理完了
重箱 修理完了

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水指の修理

水指 修理前
水指 修理前

茶道で使う水指の修理になります。ゴツゴツとした表面ですがこれも漆器なんですよ。

刻苧でわざと荒い表面を作り、上塗りをして仕上げています。

水指の外側には大きな亀裂が入っているので、まず刻苧で埋めた後、色漆で傷を目立たなくします。

内側と蓋にも細かな傷が多いので下地漆で補修した後、塗り直します。

水指 破損箇所
水指 破損箇所
水指 修理完了
水指 修理完了

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漆塗りコンポート型花器の修理

漆塗りコンポート型花器 修理前
漆塗りコンポート型花器 修理前

大振りのお椀のようですが、コンポート型の花器だそうです。口径は約15.5cm、高さは約12cmあり、上縁が大きく欠けています。

外側は荒い布目を残した溜塗りのようです。しかし下に塗ってある朱漆を研ぎ出しながら2、3回朱合漆を塗り、独特の風合いに仕上げています。

今回は外側を塗り直すと以前と同じ様な仕上がりにならない為、部分修理になります。

破片を接着した後、破損箇所に漆を差して傷跡を目立たなくなるよう仕上げます。

漆塗りコンポート型花器 修理完了
漆塗りコンポート型花器 修理完了

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飯器(はんき)と杓子(しゃくし)の修理

飯器と杓子
飯器と杓子

 

飯器(はんき)とは懐石で使う飯櫃(めしびつ)です。杓子(しゃくし)と共に修理依頼がありました。

今回は全て塗り直します。

 

飯器の底 深い亀裂
飯器の底 深い亀裂

 

分かりにくいですが飯器の底には大きな亀裂があります。このまま塗り直しても亀裂が消えないので、傷を彫り下地から修理します。

飯器 修理完了
飯器 修理完了
杓子の柄 破損箇所
杓子の柄 破損箇所

 

杓子の柄も欠けている箇所があり一緒に直します。

杓子 修理完了
杓子 修理完了

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銚子の修理

銚子 修理前
銚子 修理前

銚子の修理依頼がありました。

銚子は扇面の蒔絵が部分修理ができるほど綺麗な状態の依頼品です。しかし今回の傷は木地の継ぎ目からのもので、部分修理では今後また傷が出で来る可能性がありました。その事を依頼者に伝えたところ、今回は全面塗り直しでの依頼を受けました。

銚子 破損箇所
銚子 破損箇所
銚子 修理完了
銚子 修理完了

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取り皿の修理

取り皿 修理前
取り皿 修理前
取り皿 修理完了
取り皿 修理完了

欠けてしまった取り皿の修理です。依頼品は10個一組の品ですが、修理するのは一皿だけです。全体を塗り直すと他の取り皿と違う色に仕上がる恐れがあるため今回は部分修理になりました。

接着箇所の跡は少し残りますが、破片はしっかり接着します。そして塗り直しよりも修理費がお安くなります。

 

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夫婦椀の修理

夫婦椀 修理前
夫婦椀 修理前
夫婦椀 破損箇所
夫婦椀 破損箇所

夫婦椀の修理になります。30年前に依頼者のお父様から結婚祝いに贈られた品だそうです。当工房でもこれほど長く使われ、二客揃った夫婦椀の依頼は無かったかもしれません。大切にされていたのが分かります。

依頼品は他産地のお椀でしたが、依頼者は輪島塗の工法で修理を希望されていました。そのため布着せを施し、一から下地を行いました。詳しい修理過程をご覧になれば、輪島のお椀のおおまかな製造工程も分かると思います。

そして仕上げは外側を溜塗り、内側を黒と朱に塗って欲しいとの依頼でしたので、下の写真の様に仕上がりました。

夫婦椀 修理完了
夫婦椀 修理完了

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丸盆「扇松」の修理

丸盆「扇松」の修理

依頼品は「扇松」という図案が沈金で描かれている丸盆になります。欠けている箇所が幾つかあり、全体に多くの細かい傷も見られます。

今回は全てを綺麗にして欲しいという依頼なので、部分修理ではなく全体を塗り直します。

 

破損箇所 丸盆の裏側 修理前
破損箇所 丸盆の裏側 修理前
破損箇所 丸盆の裏側 修理完了
破損箇所 丸盆の裏側 修理完了

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銘々皿「わらべ」の修理

銘々皿「わらべ」の修理

五枚組の銘々皿「わらべ」の修理です。子供が遊んでいる蒔絵が一枚一枚に別の絵柄で付いてます。

破損箇所は「ちりかけ」という周りを囲っている段の一部が欠けていました。蒔絵は無傷なので傷つけない様に修理します。

破損箇所 修理前
破損箇所 修理前
破損箇所 修理完了
破損箇所 修理完了

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椀の修理

椀 傷を小刀で彫る
椀 傷を小刀で彫る
椀 修理完了
椀 修理完了

外側に深い傷が幾つかあった依頼品です。全体を塗り直して欲しいとの依頼なので綺麗に仕上がりました。

 

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衝立の修理

衝立の修理

裏側の角が欠けた衝立です。朝靄に包まれた林の絵が沈金で描かれています。

やはり品物の角は破損箇所として多いです。

衝立裏側 修理前
衝立裏側 修理前
衝立裏側 修理完了
衝立裏側 修理完了

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花台の修理

花台の修理

依頼品は高い所から落としてしまった花台です。足がほとんど取れかけ、角も欠けてしまっていました。

取れかけた足も綺麗に接着し、傷も分からなくなりました。

破損箇所 修理前
破損箇所 修理前 
破損箇所 修理完了
破損箇所 修理完了

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銘々皿の修理

銘々皿 修理前
銘々皿 修理前
銘々皿 修理完了
銘々皿 修理完了

依頼の品は蝋色仕上げ半月型の銘々皿です。打ち込みの傷がいくつかあり、細かい傷も全体に多く見られました。しかし全体に塗り直すことで新品の時の美しさを取り戻しました。

 

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高杯(たかつき)の塗り直し

高杯 塗り直し前
高杯 塗り直し前

修理とは違うかもしれませんが塗り直しの仕事です。依頼者は黒の高杯を希望されていました。

工程としてはまず全体を研ぎます。そして一度黒く中塗りを入れた後、上塗りをして完成です。

中塗りを入れるのは下の赤色が出てきてしまうことあるからです。

高杯 塗り直し後
高杯 塗り直し後

もし修理依頼の際に元と違う色に仕上げて欲しいと希望あれば、この様に対応できます。ぜひご相談下さい。

漆器修理のことなら

前田漆器工房

〒928-0077

石川県輪島市鳳至町上町72

 

  TEL: 0768-22-0083

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前田最嗣(アツシ)
前田最嗣(アツシ)

普段は主に下地の仕事をしている四代目です。

輪島塗だけでなく他の産地の漆器も修理できます。

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