銘々皿「わらべ」の修理

銘々皿 修理前
銘々皿 修理前

五枚組の銘々皿「わらべ」の修理です。子供が遊んでいる蒔絵が一枚一枚に別の絵柄で付いてます。

破損箇所は「ちりかけ」という周りを囲っている段の一部が欠けていました。そして地面に接している面にも傷があるのでそこも塗り直します。

最後に表面の細かな傷を蝋色上げで消して修理完了です。

足の修理

銘々皿「わらべ」の足 修理前
修理前

 

地面に接している面が擦れて白くなっています。長く使っていると付いてしまう傷です。

しかし細かい傷なので一度塗り直すだけで綺麗になります。

銘々皿「わらべ」の足  水研ぎ後
水研ぎ後

 

傷のある面だけ水研ぎします。他の面を研いで傷を付けてはいけないので、すごく気を使います。

銘々皿「わらべ」の足  修理完了
修理完了

 

研いだ所を上塗りすると足の修理は完了です。

ちりかけの修理

銘々皿「わらべ」 ちりかけ 修理前
修理前

 

 

「ちりかけ」の一部が欠けています。そこまで酷い傷ではないので錆漆で補修します。

銘々皿「わらべ」 ちりかけ 錆漆で補修
錆漆で補修

 

 

錆漆で傷を埋めました。これで周辺と同じ高さになります。

 

 

銘々皿「わらべ」 ちりかけ 中塗り
中塗り

 

 

錆漆が乾いたら水研ぎし、中塗りをいれます。

錆漆を固めるためです。

銘々皿「わらべ」 ちりかけ 修理完了
修理完了

 

 

中塗りを研いだ後、上塗りをします。

最後に蝋色し仕上げをして「ちりかけ」の修理は完了です。

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前田最嗣(アツシ)
前田最嗣(アツシ)

普段は主に下地の仕事をしている四代目です。

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